オーロラ茶に続き、もう一つアイスランドのハーブが入りました。
オーロラ茶の中にも入っている『アイスランドモス』です。
アイスランドモスで検索すると出てくるインテリア用のものとは違います。色や形はもう本当に苔という感じです。
アイスランドモスは、日本ではイスランドゴケ(アが抜けてこうなったのか?)/アイスランドゴケとも呼ばれています。アイスランドでは、古くから自然薬や食料としてこのアイスランドモスを用いてきました。早速試しに私も砕いてお茶として飲んでみましたが、リケニンと呼ばれる粘液性を有する水溶性多糖類や地衣酸と呼ばれる苦味成分を含有している為か、かなり苦いです。植物療法分野においては、ガーグル或いは、冷浸剤や浸剤といった形式で利用され、乾いた咳、喘息、上気道カタル、食欲不振、口腔粘膜炎症、病後、そして糖尿病といった症状の改善目的で使われています。
明確な副作用は認められていないとのこと。粘膜刺激の懸念から粉末或いはチンキ剤の形式において、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を患っている方は服用を控えた方がいいそうです。
アイスランドの伝統食材を是非試したい方は、お早目にお越しください。