さてさて、今年もこの季節がやって来ました。
神楽坂まつりが下記日程にて開催されます。
昨年は台風で最終日の阿波踊り大会が中止になりましたが、
今年はいい天気であることを祈ります。
開催日 ほおずき市 7/24(水)・25(木)
阿波踊り大会 7/26(金)・27(土)
また、それよりいち早く“関東一の祇園”である『熊谷うちわ祭り』が7/20、21、22で開かれます。こちらは250年以上の歴史を持つ祭りでございます。
http://uchiwamatsuri.com/index.html
「関東一」の「一」の上の方の山車が伊勢町区の山車になります。
写真では中鉾が出ておりませんが、最終形態はこんな感じです。
伊勢町区
昭和10年製作の初代屋台が老朽化したため、二台目屋台を昭和54年に建造しましたが、車輪周りや柱構造を中心とした安全性を確保することを目的として平成29年に山車構造に改修し、平成30年に中鉾を加えた二層式の山車としました。 制作者は千葉県鴨川市の宮匠 川股三喜男で、枡組を用いた鉾の構造が特徴の「総欅造りの山車」、車輪は「波間に番の鯉」の彫刻が施されており、二匹の鯉が伊勢町の「い」を模っています。 龍の鬼板と鳳凰の懸魚は二代目屋台のものを引き継ぎ、人形は初代屋台が製作された昭和10年に伊勢町の守り神として祀られた「弁財天」をお祀りしました。
山 車データ
製作年:平成30年
製作者:宮匠 川股三喜男
寸 法:H 4,650mm W 2,700mm L 5,060mm
彫刻師:神田洋三
見送幕:弁財天
お囃子:お囃子を聞く ←これ何ですかね?クリックしても反応なし。
関 連:伊勢町区祇園会
※写真、説明、データはHPより抜粋。
私が子供の頃は中鉾がなかったものですから、随分悔しい思いをしました。
山車が各町の経済格差を表しているようで、人形がある町の友人と何を話しても最後には、「お前の町には人形がないだろ。」と聞いてもらえませんでした。(熊谷あるある)
それでも、他町の大きな山車を見るたびに、「外にはもっと凄い山車があるんだ。熊谷だけみていては『井の中の蛙大海を知らず』だ。外へ出て行かないと。」という心を育ててくれました。
亜米利加にはきっと高層ビルのような山車があるんだ、と思っていたのを今でも覚えています。
神楽坂まつりからちょっぴり切ないお話になってしまいましたが、是非一度足をお運びください。
モーリーに牽かれるままに。