いきなりかなり暑い日が続きました。
朝見てみると、外に置いておいたパセリとトマトが無残にしおれていました。。。
一度部屋に入れたところ、しゃきっと復活しました。暑い日は気を付けないとですね。
さてさて、暑い日もそうなのですが、寒い冬も大変です。
昨年に熊谷から届いたコウモリラン。
モーリーに来た当初はもっと大きな葉が垂れ下がっていたのですが、寒くなるにつれ次々と葉を落とし、この三枚が辛うじて残りました。水やりに問題があったと思われます。それ以降は見た感じ悪くなるでもなく、良くなるでもなくそのままの状態を維持しています。葉水が大切ということがわかったので、これから増やします。
蝙蝠蘭(ビカクシダ・麋角羊歯)
名前は蘭ですが、シダ植物です。
ウラボシ科
ビカクシダ属
水は控えめ
日の当たる室内
名前の由来は、葉が育つとコウモリのよう、又はトナカイ(麋)の角のようになることから。
水やりと肥料
水苔への水やりは乾いてから。水苔や土が常時湿っていると腐って枯れてしまいます。水苔があまりに乾燥したときは、水をやっても水を弾くので、株全体をドボンと水を張ったバケツなどにつけてやるか、ジックリと時間をかけて水をやります。 霧吹きでの水やりは霧吹きで葉っぱと植え込み部分の両方に水をやってください。特に夏は乾燥しやすく、また冷暖房が利いた部屋は乾燥しやすいので葉水は必須です。空気中の湿度の高い状態を好みます。根元への水やりより、葉っぱへの霧吹きで水分をあげるようにします。
生育期は乾かさないようにすれば、どんどん大きくなります。水は裸葉の貯水葉にも 裸葉(貯水葉)という株の下の茶色い部分、もしくは株を包み込むような葉っぱに貯水する部分があるので、ここを中心に水をやってください。
冬は水やりの頻度を少なくします。コウモリランは耐寒性があり、耐寒温度は5度と熱帯性の植物にしては寒さに強いのですが、水を控えることでコウモリランの体液の濃度が上がり、耐寒性が強くなります。水を控えることで0度くらいまで耐えます。そうはいっても霜に当たると枯れますので冬は室内に取り込んでください。 肥料は薄く 肥料は沢山は必要ありません。薄い液体肥料を貯水葉にあげてください。肥料が無くっても枯れはしません。貯水葉は大きく広がって、そこに虫の死骸や落ち葉や鳥の糞を受けて、細菌で分解して栄養にするという役割があります。粒状の緩効性肥料をやるときは、この貯水葉の中に入れてください。
『ガーデニング花図鑑』参照