第41回催事!久々の通常会です。

スーダンについて
🌍 基本情報
- 正式名称:スーダン共和国(Republic of the Sudan)
- 首都:ハルツーム(Khartoum)
- 人口:約4,800万人(2024年推定)
- 言語:アラビア語(公用語)、英語も広く使用される
- 宗教:主にイスラム教(特にスンニ派)
📍 地理
- 北東アフリカに位置し、エジプト、リビア、チャド、中央アフリカ共和国、南スーダン、エチオピア、エリトリア、紅海と接する。
- 世界で最も長い川、ナイル川がスーダンを縦断している。
- 主に砂漠や乾燥地帯だが、南部にはサバンナもある。
🏛 歴史の概略
- 古代にはヌビア文明やクシュ王国が栄えた。
- 19世紀末にイギリスとエジプトの支配下に入り、1956年に独立。
- 長年にわたる内戦:イスラム教徒が多い北部と、キリスト教徒や伝統宗教が多い南部との対立が続き、2011年に南スーダンが独立。
- 2019年には長年政権を握ったオマル・アル=バシールが軍によって追放され、暫定政権が誕生。
- 2023年以降も内戦が続いており、人道危機が深刻化。
⚔ 現在の状況(2024–2025)
- 内戦状態:スーダン軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」との間で武力衝突が続いており、多くの都市が戦場となっている。
- 人道危機:何百万人もの国内避難民や難民が発生。飢餓や医療崩壊も深刻。
- 国際社会の対応:国連やアフリカ連合が停戦を呼びかけるが、進展は限定的。
💰 経済
- 主に農業(ゴマ・綿花など)と鉱業(特に金)に依存。
- 南スーダン独立後に石油資源の多くを失い、経済が大きく打撃を受けた。
- 内戦や国際制裁により外国投資も低迷。
🧩 その他の興味深い点
- スーダンには古代ピラミッドが多く存在しており、エジプトよりも数が多い。
- 文化的にはアラブとアフリカの融合が見られる。
ウガンダについて
🌍 基本情報
- 正式名称:ウガンダ共和国(Republic of Uganda)
- 首都:カンパラ(Kampala)
- 人口:約4,800万人(2024年推定)
- 公用語:英語、スワヒリ語
- その他の言語:ルガンダ語、他多数の民族語
- 宗教:キリスト教(多数派)、イスラム教(少数派)
📍 地理と自然
- 東アフリカに位置し、周囲をケニア、タンザニア、ルワンダ、コンゴ民主共和国、南スーダンに囲まれた内陸国。
- 赤道が国の中央部を通る。
- ビクトリア湖(アフリカ最大の湖)が南部に広がる。
- 自然が非常に豊かで、「アフリカの真珠」とも呼ばれる。ゴリラの生息地としても有名。
🏛 歴史の要約
- 古代にはブガンダ王国をはじめとする多くの王国が存在。
- 19世紀末にイギリスの保護領となり、1962年に独立。
- 1971年~1979年:イディ・アミン独裁政権。大量虐殺や弾圧により多くの死者を出した。
- 1986年~現在:ヨウェリ・ムセベニ大統領が長期政権を維持。民主化の限界や人権問題で国際的な批判も。
⚔ 内戦と紛争
- 1980年代~2000年代前半:**神の抵抗軍(LRA)**による反政府活動が北部で激化。指導者ジョセフ・コニーによる児童兵徴用・虐殺が問題に。
- 現在は比較的安定しているが、治安が悪化する地域もある。
💰 経済と産業
- 農業中心:コーヒーが最大の輸出品。バナナ(マトケ)や茶、綿なども重要。
- 観光業も成長中。ゴリラ・トレッキングやサファリツアーが人気。
- 資源:石油や金などもあるが、開発は限定的。
- 経済成長は堅調だが、貧困率は依然として高い。
🎓 教育と文化
- 初等教育は無料化されているが、質や就学率には課題。
- 音楽・ダンス・ストーリーテリングなどが文化の中心。
- サッカーが最も人気のあるスポーツ。
🌐 国際関係と日本との関係
- 日本はウガンダに対してJICA(国際協力機構)を通じて支援を行っている(教育、保健、水、農業分野など)。
- 国連などを通じて人道支援も継続。
🧩 その他の特徴
- 若年人口の割合が非常に高く、平均年齢は約17歳(世界でも最も若い国の一つ)。
- LGBTQ+に対する差別が深刻で、2023年には厳しい反同性愛法が成立し、国際的な非難を受けている。