お知らせ

第二回 催事

投稿日:

ぐずついた天気が続いております。
気分も何だか優れない感じでしょうか。

さて、それはさておき、「ヨーロッパ文芸フェスティバルの(勝手に)サブイベント――‏アイスランド文芸のはなし」を開催いたします。
※10/27(日)はお休みの予定でしたが、12時から夜まで営業します。

講師はなんとアイスランド在住にしてアイスランド文学研究家の朱位氏です。

講 師:朱位 昌併(AKAKURA Shohei)
アイスランド在住。アイスランド文学研究。氷日・日氷辞書編纂。翻訳(主に氷→日)。詩。アイスランド公認ガイド。アイスランド語テクストを扱うウェブサイト「氷本」をほそぼそ管理・更新(https://isl-jp.net )。

日 時:2019年10月27日(日)14時〜16時 
参加料:チャージ代(500円)+ワンドリンク)

以下、朱位氏のTwitterより抜粋

「ヨーロッパ文芸フェスティバル」が11月2日〜4日に開催される(https://eulitfest.jp/)のですが、その(勝手に)サブイベントとして、神楽坂でアイスランド文学の話をします。

もうすこし具体的に言うと、
・神楽坂にあるアイスランドのお酒が飲めるバーで、
・アイスランドの本を閲覧用に置き、
・集まった人でアイスランドについて話をしたり、
・主催者(朱位昌併)がアイスランド文学をざっくり紹介したり、
・アイスランド(文学)についての情報共有会も設ける つもりです。

アイスランドの本を見てみたい、アイスランドのお酒を飲んでみたい、アイスランドに興味がある人が集まるところに来てみたい、という方々、是非ぶらりと立ち寄ってみてください。未成年者も歓迎です。

一応、14時30分から、朱位がアイスランド文学をかなりざっくり概括したり(30〜45分)、その後にアイスランド(文学)に関する情報共有会をする予定ですが、それ以外の時間は、集まった人たちが好き勝手に本を捲ったり雑談したりできるとよいな、と思っています。

会場に閲覧用として置く本は、例えば、


・アイスランドの昔の地図を纏めた大型本(『Kortasaga Íslands』)
・現代アイスランド語に「翻訳」された北欧神話の絵本(『Völuspá』『Hávamál』『Örlög guðanna』)
・アイスランドのサガ選集(『Íslendingasögur og Íslendingaþættir: heildarútgáfa í 5 bindum』)
・アイスランドの民話・民謡集(『Íslenzkar þjóðsögur og ævintýri』『Einu sinni átt ég gott』)
・アイスランドの写本についての本(『66 Handrit úr fórum Árna Magnússonar』『Pipraðir páfuglar』)
・アイスランドの現代アーティストの本(『Kristinn E. Hrafnsson』『Guðjón Ketilsson』『Garðarshólmi』)
・アイスランドの写真集(『Iceland Defense Force』『Colours of Iceland』)
・アイスランドの現代作家の本(『Bónusljóð』『Blóðhófnir』『Ungfrú Ísland』『Geirmundar saga heljarskinns』)

など、アイスランド語を読めなくとも見て楽しめる本が多めですが、未邦訳の文学作品や、既に翻訳のある本(アンドリ・スナイル・マグナソンの本など)も簡単な紹介と一緒に置いておく予定です。 また、会場となるバーにあるプロジェクターを使用できるようなので、何か映像を流すかもしれませんし、アイスランド語やアイスランドの文学作品、歴史などに興味のある方にとってのお役立ちサイトなどを紹介するかもしれません。 イベントについて、ざっくりとした流れは考えていますが、実際には当日の流れで決めようと思っており、イベントに対する基本的な考え方は、以下のツイートの通りです。

アイスランドの昔の地図を纏めた大型本とか、現代語に「翻訳」された「巫女の予言」の絵本とか、民話集とかサガ選集とか、あとは好きな現代作家の本とかを持ってきて、誰かが来たらアイスランド文学のことを話し、誰も来なかったらひとりで読書でも、と思ったけど…そんなことができる場所はあるのか? — 朱位昌併(AKAKURA Shohei) (@korigashi) October 9, 2019

誰も来なかったら本当にひとりで読書しているつもりですし、話が盛り上がっているなら、イベント終了後の時間でもバーに居続けるかもしれません。

10月27日のイベントには来ない方でも、アイスランドのお酒に興味がある方、秘境的バーに興味がある方、ぜひ一度足を運んでみてください。 (ちなみに当日、朱位はアイスランドのバターと干し鱈を持っていきます。) それから、アイスランド文学について、特に興味のある事柄がある!という方は、この記事にコメントするか、朱位のTwitterアカウントにリプライを送るなどしてお知らせください。頂いたリクエストには何らかのかたちで応えたいと思っています。

https://note.mu/korigashi/n/ncc909dd0a6e9?magazine_key=mafdebace00ca

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